歴史ある技術を絶えさせない
持続可能な京焼・清水焼
『最初から最後まで人の手で作られている』ということが京焼・清水焼の定義とされており、それ以外には大きな縛りがありません。都があった京都に、日本中から選りすぐりの材料と職人が集まり、様々な技法を融合して京焼・清水焼の文化が作られました。数百年の歴史を持つ京都が誇る伝統工芸です。伝統を絶えさせないためには、技術を継承していく職人が絶対に必要です。時代に合わせた働き方にきちんと目を向け、職人や窯元の活気が絶えることがないよう、永く続けられるものづくりを目指しています。
職人として、上司として
後輩を育てていく
奥村企画のクリエイター達は『ものづくりは仕事の上に成り立つ』という意識をもって製作を行っています。技術を受け継ぎ、それを活かして仕事を作ることが、伝統工芸を永く続けさせるという思いがあるからです。職人として技を伝え、上司として仕事を教える、時代に合わせたものづくりができる後継者を育てることが、奥村企画の使命の一つだと考えています。
職人の手でしか生れない
1/fのゆらぎ
ろくろで引いた器のは、職人の手でしか生み出せない絶妙なゆらぎ『1/f ゆらぎ』が存在します。器に触れた時の、どこか懐かしく、安心感があり、心地良いと思う感覚は、『1/f ゆらぎ』と人がもっている『ゆらぎ』が共鳴し合い生まれるものだと考えています。最後まで人の手で作らているからこそ、感じられるぬくもりがあります。
日常にもっと
京焼・清水焼を
京焼・清水焼というと、茶道や料亭で使われるような器を想像します。伝統ある職人技、手仕事が生むぬくもりを、もっと身近に感じて頂けないだろうかと思い、普遍的で使いやすい器を製作しています。特別な存在でなく、暮らしに溶け込み、気が付けばずっと一緒にいる、そんな器であるように作り続けています。